ダイエット中体重が増える日があっても大丈夫!すぐに脂肪は増えない

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ダイエット

ダイエットのために食事制限や運動をしているにもかかわらず、体重が増えているとすごくショックですよね。でも、体重が増えた事が必ずしも太ったというわけではないんです。ダイエットが順調であるからこそ体重が増加しているケースもあります。この記事ではダイエット中に体重が増える原因と体重の増減に振り回されない考え方をお伝えします。体重が一時的に増えても焦らず目標達成まで頑張れるように、是非参考にしてみて下さい。

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増えた分の重さは脂肪だけではない

ダイエットで一番減らしたいものは、身体に余分についた脂肪ではないでしょうか?
体重が増えた時にその増えた分が脂肪だったらとてもつらいですよね。まず安心していただきたいのは、急に体重が1kg増えたとしてもその増えた1kgすべてが脂肪ではないということです。実は急な体重の増減は身体の中の水分が影響していることが多いんです。

水分量の変化で1~2kgの変化は普通にある

体の重さとというのは、骨・内臓・筋肉・脂肪・血液などの体の水分など大きく5つの重さに分けられます。
体重の増減に大きく影響するのは、筋肉・脂肪・水分ですが、特に人の身体のおよそ60%が水分であるだけに、身体の中の水分量が日常の体重に大きく変化をあたえます。

例えば、運動で500mlの汗を流したとしたら体重が500g減り、その後水を500ml飲んだらまた体重が500g増えて運動する前と体重が同じになるというイメージです。

汗や尿などで外に排出された水分よりも摂取した水分量が多ければ簡単に体重が増えてしまうんです。
しかし、水分量が多くなっている状態が一時的であれば数日で元に戻ります。もし中々戻らないようであれば、生理や何らかの理由で水を溜めこんでむくんでいるのかもしれません。それも、むくみを解消すれば体重はもとに戻ります。

ダイエット中であっても身体の水分量の変化で、急に体重が1~2kg程度増えたり減ったり変動することは普通なのです。

そのため、体重計に乗る時間を一定にしておくことも重要です。
先ほど書いたように水を飲む前と後では体重は変わりますし、トイレに行く前と後でも体重が変わります。できるだけ正確に測りたい方は、朝起きてトイレに行った後、朝食を食べる前に体重を測るようにしてみてください。

そして、急な体重の増加には水以外にも考えられる原因があります。それは、運動による筋肉の増加です。

筋肉量の増加が影響している

正しく運動を続けていると、汗をかくだけでなく余分な脂肪も燃焼され身体が引き締まり痩せていきます。脂肪が減るのだから体重も当然減らないとおかしいと思うかもしれませんが、筋肉は脂肪よりも20%重いので筋肉量が増えたことで逆に体重が増えてしまうこともあるのです。

もちろん筋肉が増えることは基礎代謝アップにつながるため、ダイエットが順調にすすんでいるということです!続けていけば徐々に体重も減っていきます。
筋肉が増えているかどうかで注目したいのが、体脂肪率とボディーラインの変化です。
体脂肪率が減っている・身体が引き締まっているような変化を感じるのに体重は増えているという場合は筋肉量が増えたことが原因かもしれませんので、心配せずに運動を続けてください。

また、激しい運動をすると筋肉が傷つくので、傷を修復するための炎症作用により水が溜まるという働きもあるため激しい運動の後に体重が増えるということもあるようです。

水分のケースも筋肉のケースも体重が増えたといっても脂肪がついたわけではないので太ったということにはならないですよね?

ここで注意したい事は
一次的な体重の増加に焦って食事量を必要以上に減らしてしまうことです。

過度な食事制限は逆効果になる

体重を減らしたいあまりに、食事量を減らし過ぎてしまうと栄養不足になってしまいます。栄養が不足すると身体を動かすためのエネルギーが不足してしまうので、筋肉を分解してエネルギーにしようとします。つまり栄養不足が続くと筋肉が減っていってしまうという事です。
筋肉は重たいので、筋肉が減ると体重が減り一時的にはとても痩せたように感じるかもしれません。ですが、結果的に基礎代謝が下がり段々と痩せにくい身体になっていきます。
あまり食べていないのに脂肪は多いという身体になることも考えられます。
(体力が落ちたり、肌にツヤがなくなるというデメリットも)

ダイエット中に食生活を見直すことはとても大切ですが、やみくもに食事量を減らしたり低カロリー食品ばかり食べることはかえって逆効果になることは覚えておいてください。

大丈夫です!
よほど高カロリーのものを連日食べたりしない限り、脂肪も簡単には増えないんです。

食べ過ぎてもすぐに脂肪になるわけではない

ダイエット中でも飲み会に誘われたり、お気に入りのカフェで新作ケーキを食べたり誘惑に負けてつい食べ過ぎてしまうことも時にはあるかもしれません。それでも、その後すぐにダイエットを意識した食事に戻せば大丈夫。もちろん食べ過ぎた分量の体重は一時的に増えますが、それは脂肪がついたわけではないからです。

脂肪が1kg増えるためには7200kcal必要

食べ過ぎた翌日に1kg体重が増えたとしても、食べ物の重量や水分などの重さがほとんどです。脂肪を1kg増やすためには7200kcal必要だと言われています。7200kcalはご飯(150g)30杯分、ステーキ(200g)だと26枚分、ショートケーキだと20個分にあたるカロリーです。
いくら食べ過ぎたとしても大食い大会に出場したのでなければ、1日にこんなには食べないですよね?
それに、もし仮にこれだけの量を食べてしまったのだとしても、消費しきれなかった余分なカロリーが翌日に脂肪に変わるわけではないので安心してください。

48時間以内に調整すれば脂肪は定着しない

食べ過ぎて余ったエネルギーが糖(グリコーゲン)として肝臓に蓄えられるまでには約48時間かかり、脂肪となって身体に変化が現れるまでには2週間かかると言われています。
意外と脂肪が定着するまでには時間がかかるものなんです。

食べ過ぎてしまった翌日から調整を行えば、脂肪が蓄えられる心配もないですし一時的に増えた分の体重は2~3日で元に戻るはずです。
全く食べないという事はせずに1日~2日だけ軽めの食事にしてください。食物繊維・ビタミン・たんぱく質などが不足しないように気を付けましょう。

ダイエット中に体重が急に1kgや2kg増えても心配しなくて大丈夫だということがおわかりいただけたでしょうか?

ダイエットをするうえで体重の変化は気になるものです。
私自身も毎日体重を計り一喜一憂していた一人ですが、長期的に見れば急な体重増加は問題ないと感じられました。
しかし、一時的であっても数字が増えるのを見るのがつらい、増えるとモチベーションが下がってしまうということであれば、毎日体重を測らなくてもいいと思います。

体重より体型に意識を向ける

体重が気になる気持ちはとてもよくわかりますが、体重は誰かに教えることがなければ外からわかるものではありません。体重を何キロ落とせたかよりも、LLサイズの服を着ていたのがLサイズも着られるようになった。パツパツだったズボンにゆとりが出てきた。ウエストにくびれが出来た。という変化の方が、ダイエットで求めている結果なのではないでしょうか?

基準になる服でサイズ確認

メジャーなどでウエストやヒップを計ってもいいのですが、簡単な方法は着れるようになりたいサイズの服でチェックするやり方です。
昔はスルッと履けていたのに履けなくなったズボンやワンピースがあればそれを着られるようになることを目標にしてみてはどうでしょうか?

普段は、姿見で全身をチェックして、1カ月に1回サイズチェックをする。
段々と服のサイズに身体があってきたら順調に痩せてきているということですね。

まとめ

ダイエット中に急に体重が増えるのは
・身体の水分量の増加
・筋肉量の増加
によるところが大きい。

過度な食事制限は痩せにくい身体になるので逆効果!

増えて困る脂肪は定着するまでに2週間かかり
48時間以内に調整すれば大丈夫。
1日の食べ過ぎで脂肪が1kg蓄えられることはない。

この記事を読んで、ダイエット中に体重が増えることに対する不安が少しでも減ってくれていたら嬉しいです。
体重という数字にとらわれすぎずに焦らず目標の体型を目指してください。
1日1日の変化ではなく1カ月~3ケ月など期間に余裕を持ってダイエットに取り組みましょう。

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